ありのままのあなたで大丈夫。頑張らなくていいですよ。もう十分頑張っているのですからね。そういわれてもなにかストンと落ちてこなくて、頭ではわかるけど納得できなくて「今のままではイヤ」なのです。そんな時ありませんか?
「頑張る」という言葉だからちょっと違和感を感じてしまうのかもしれません。
頑張らない=変わらない
このもやもやを頑張らないで変えるいい方法はないでしょうか。
言葉を変換して考えてみました。
例えば、変わりたいとか、自分の心の中に気持ち悪さを感じたとします。
時刻が合わなくなった時計だったら修理したり、定期的にメンテナンスしていく必要があると考えます。
気持ちも同じように、しっくりしないところを納得いく形に整えたいですよね。
例えば、頭痛がしていてどうしようもないから薬を飲もう!という感覚と全く同じように考えてみてはどうでしょうか。
薬を飲むのに頑張る人はあまりいません。
ただこのよろしくない状況を解決しようと行動しただけです。
ここに特別な感情はありません。これと同じ、たんたんと進めてみます。
世の中のせいとか誰かのせいにするのは簡単ではありますが、言い訳を考える時間があるなら、解決する方法に集中する方がかなり気持ちが楽になり、前に進んでいる感覚になります。
早く薬を飲むというのと同じです。
この薬さえ飲めない状況に陥っているとしたら、
自分自身の心が壁になってる場合も少なくありません。
その心の壁を乗り越える方法を考えます。
息子からよく言われます。
「自分をいかに喜ばせてあげるかが大事だよ」
これはかなり自分自身を俯瞰してみることになります。
自分を攻略するには、まず自分を知ることですね。
何が好きで何が嫌いなのか、どんな状況になったら辛くて、どんなことをしたら嬉しくなるか、など。
私は自分の味方になってくれそうな人に会いに行きます。
それは私をよく知る家族だったり友達だったり。
人に会うことさえつらい。あります、そんな時。
人に会う気力が出てこないなら、とにかく休みましょう。
人は調子の悪い時に限って、この悪い流れを変えようと行動してしまいがちですが、
疲れた心と体で考えたりもあまり良い方向には行かないものです。
一心不乱に突っ走り過ぎては、新しく開けていた他の道をついつい見逃してしまいます。
止まることが怖いなら減速してもいいですよね。ゆっくり歩いてもいいです。
目線の先、今まで見えなかったものが見えてくる可能性がぐっと広がります。
「頑張ります」という便利な言葉は、ただの言葉なのかもしれませんが、これが妙に自分自身を縛ってしまうのですね。
これは大人も子どもも同じだと思います。
身体を休めて縮んだ気持ちをふっくらさせたら、新しい明日を待ちましょう。
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